2012年 03月 30日
2012年3月30日 |
皆様、こんにちは。
今日は、さおりさんの事をおはなしします。
さおりさんは、重度の脳しょうがいを生まれるときに負ってきました。
さおりさんは、生まれる前にこのからだを自分で選んで、生まれてきたそうです。
話せない、歩けない、自分で食べることができない、排泄することができないという、
この体に生まれるということはどういうことでしょうか。
生きていること自体が修行のようなものではないでしょうか。
おかあさん、おなかすいた。背中がかゆいの。おなかいたい。
それら、ちょっとしたことを言葉で伝える事ができないのです。
まわりにいる私たちが、心の目や耳を全開にしていないと、
さおりさんの声にならない声はうけとれません。
さおりさんの心の声を見逃さないよう、今にしっかりと生きていく事、
心をまっさらにしてさおりさんに寄り添うことが、必要です。
ともすると、さおりさんの小さな声は見逃されてしまいます。
さおりさんは今、なんていっているんだろう。
おなかが張って痛いのかな、と、さおりさんの身になって考えることで、
福祉の心を学ばせていただいています。
さおりさんは、4年前の入院のときに、肺炎にかかり重篤な状態になって、
生死のさかいをさまよいました。
治療のために、大量のステロイド剤とモルヒネを投与され、
昏睡状態になったさおりさんは、約1ヶ月間ねむりつづけましたが、
たくさんの方々の祈りによって奇跡的な回復をしました。
虚空へ帰るところを、さおりさんは、私たちの学びのために帰ってきてくれたのです。
私はいつも入院の時のことを思い出し、
死の淵から帰ってきてくれたさおりさんの命の大切さを想います。
水輪アシスタントスタッフ 佐藤理恵
今日は、さおりさんの事をおはなしします。
さおりさんは、重度の脳しょうがいを生まれるときに負ってきました。
さおりさんは、生まれる前にこのからだを自分で選んで、生まれてきたそうです。
話せない、歩けない、自分で食べることができない、排泄することができないという、
この体に生まれるということはどういうことでしょうか。
生きていること自体が修行のようなものではないでしょうか。
おかあさん、おなかすいた。背中がかゆいの。おなかいたい。
それら、ちょっとしたことを言葉で伝える事ができないのです。
まわりにいる私たちが、心の目や耳を全開にしていないと、
さおりさんの声にならない声はうけとれません。
さおりさんの心の声を見逃さないよう、今にしっかりと生きていく事、
心をまっさらにしてさおりさんに寄り添うことが、必要です。
ともすると、さおりさんの小さな声は見逃されてしまいます。
さおりさんは今、なんていっているんだろう。
おなかが張って痛いのかな、と、さおりさんの身になって考えることで、
福祉の心を学ばせていただいています。
さおりさんは、4年前の入院のときに、肺炎にかかり重篤な状態になって、
生死のさかいをさまよいました。
治療のために、大量のステロイド剤とモルヒネを投与され、
昏睡状態になったさおりさんは、約1ヶ月間ねむりつづけましたが、
たくさんの方々の祈りによって奇跡的な回復をしました。
虚空へ帰るところを、さおりさんは、私たちの学びのために帰ってきてくれたのです。
私はいつも入院の時のことを思い出し、
死の淵から帰ってきてくれたさおりさんの命の大切さを想います。
水輪アシスタントスタッフ 佐藤理恵
by chanomaru
| 2012-03-30 20:08
| 早穂理ちゃん